伝送運用例
伝送送信を行う標準的な運用例を掲載します。伝送送信を行う際、参考にしてください。
9:00に伝送請求したケース
送信結果の状態
待ち | まだ受信していない送信結果を待っている状態。 次の送信結果を受信していないと、正常かエラーか判断できません。 |
エラー | 到達・受付のいずれかでエラーが発生した状態。 到達でエラーの時には、受付は返信されません。 |
正常終了 | 受付まで正常にチェックが完了した状態。 |
下枠参照 | 受付の段階で、既に返戻となるエラーが発見された状態。 |
18:00に伝送した場合
9:00に伝送を行い、到達が×のケース
到達確認 | インターフェースチェックを行い、エラーを検出します。 |
受付確認 | 各帳票の様式チェック(一次チェック)を行い、事業所側でのエラーデータ早期修正を可能とします。 |
到達エラーの主な内容
- 添付ファイルが設定されていない。
- ファイル名の桁数が拡張子CSVの時、半角8桁を超えている、拡張子LZHの時、半角20桁超えている。 等
受付「×」エラーの主な内容
- コントロールレコードに誤りがある。
受付「△」エラーの主な内容
- 必須項目であるのに値が存在しない。
- 数値でない値が設定されている。 等
9:00に伝送を行い、受付が×のケース
注意
「送信結果」フォルダからは、状態が「待ち」のデータは削除しないで下さい。
削除した後で送信結果情報を受信した場合、正しく表示できなくなります。
削除は、送信後2ヵ月以上経過したデータにだけされるようおすすめします。
9:00に伝送を行い、受付が△のケース
取消結果の「状態」
取消失敗 | 依頼されたデータを取消すことができませんでした。 取消対象のデータが存在しないか、既にそのデータの処理が行われてしまっていることが考えられます。 |
取消完了 | 依頼されたデータを取消すことができました。 請求データの誤りを修正し、再度送信してください。 |
9:00に伝送請求し、再請求するため翌日取消したケース
(誤った事例)
取消するデータは前日17:30にサーバに登録されたため、17:00以降の取消は行えません。また、再請求も行えません。
注 意
到達及び受付が○で正常終了しているデータを再伝送(再請求)することは絶対に避けて下さい。N系エラーが多発する要因となります。